Wolf ToothのBBが新色追加!全9色のカラバリと高い耐久性・優れた音鳴り対策を解説

2026年3月7日by 所沢バイクプラス

こんにちは、所沢店の鶴見です。

既存の4色が発売されてから「他の色も出ないかな…」と待ちわびていた皆様、お待たせいたしました!
本国アメリカでついに新色が発売。代理店さんにお願いして、待望のアイテムを取り寄せました!

Wolf Tooth(ウルフトゥース)のボトムブラケット:新色が追加されたカラーバリエーション
待望の新色が追加。BBで“足元の差し色”ができるのがWolf Toothの面白さ。

今回は、私が自信を持っておすすめするWolf Tooth(ウルフトゥース)のBB(ボトムブラケット)をご紹介します。

QUICK SUMMARY
  • 結論:Wolf ToothのBBは「色で遊べる」だけじゃなく、耐久性・静粛性・補修性まで揃った“長く使える”BBです。
  • おすすめ:差し色カスタムをしたい人/音鳴りが嫌な人/雨天や泥など過酷環境で走る人。
  • ポイント:二重シール+防錆コーティング、音鳴り対策、補修部品の設定が手厚い。

目次


そもそもBB(ボトムブラケット)とは?

BB(ボトムブラケット)は、クランクを回転させるためのベアリングユニットで、自転車の「回転の中心」とも言えるパーツです。 ペダルを踏んだ力はクランクを通してBBに伝わり、そこからチェーンへと伝達されます。

普段はフレームの奥に隠れているため目立たない存在ですが、BBの状態はライドの快適さに大きく影響します。
例えば、ベアリングが劣化すると「パキパキ」「ミシミシ」といった異音(音鳴り)が出たり、回転が重くなったりすることもあります。

そのため、BBは単なる消耗品というだけでなく、耐久性・防水性・静粛性が重要なパーツでもあります。
今回ご紹介するWolf ToothのBBは、その点をかなり真面目に作り込んだ製品で、過酷な環境でも安心して使える設計になっています。

BBは普段見えないパーツですが、「雨天走行」「洗車」「オフロード走行」が多い人ほど性能差を体感しやすい部分でもあります。

【魅力1】圧倒的なカラーバリエーション

私がこのBBを選んだ一番の理由は、なんといってもこの「色」です!

  • 全9色のラインナップ:発売当初は4色でしたが、新たに5色が追加。
    (レッド、オレンジ、ゴールド、オリーブ、ブルー、パープル、ブラック、シルバー、エスプレッソ)
  • 自分だけの一台に:落ち着いた色のフレームに「差し色」を入れたり、他のパーツと同色でまとめたり。これほどカラーが選べるBBは他にありません。
    ※追加色ほか国内在庫がないものは、米国よりお取り寄せが必要となります。お気軽にご相談ください!
Wolf Tooth BBのカラーラインナップ:新色追加で全9色
色で遊べるBB。フレームが落ち着いているほど、足元の差し色が効きます。

私はエスプレッソを、赤で纏めているお客様からは赤をご注文頂きました。


【魅力2】過酷な環境に耐える「高い耐久性」

BBは異物が侵入しやすい、バイクの「心臓部」とも言える場所。Wolf Toothはここへの対策が徹底されています。

Wolf Tooth BB:異物侵入を防ぐシール構造と耐久設計
泥や水の影響を受けやすいBB周り。ここを守れるかで快適さが変わります。
  • 二重のシール構造:異物の侵入を徹底ガード。
  • 防錆コーティング:ベアリングレースに「ACOR SUR ZNA(ニッケル-亜鉛)コーティング」を採用。なんと500時間の塩水噴霧試験にも耐えるタフな仕様です。

徹底した異物対策のポイント

  1. 専用ベアリング:通常のシールに加え、さらにもう一枚シールを重ねた二重構造。
    各パーツを組み立てた状態だと構造としては接触シールとなっていても、一般的な接触シールタイプのベアリングと比べ回転が滑らかです。
    ※エンドキャップラビリンスシールとアウターベアリングシールが接触する構造です。
  2. スピンドルOリング:Oリングがクランクシャフトとの隙間を埋め異物の侵入をカット。
  3. スピンドルスリーブ:左右のカップを繋ぐ筒部分にもOリングを装備。カップとの接続部分からの浸水も許しません。
BBは「見えないけど効く」パーツです。雨天走行や洗車が多い方ほど、こういう“地味に強い”設計が効いてきます。

【魅力3】「音鳴り」しにくい安心設計

「パキパキ」という不快な音鳴りに悩まされたことはありませんか?

Wolf Toothは、ベアリングとクランクが直接擦れないよう「樹脂製スリーブ」と「Oリング」の二段構えで対策。スムーズな回転と静粛性を両立しています。

Wolf Tooth BB:音鳴り対策(樹脂スリーブとOリング)
“鳴り”はストレス。構造で先に潰してくれるのがありがたい。

【魅力4】長く使える「補修部品」の充実

ベアリングやスリーブなどの細かいパーツが補修用として設定されています。消耗しても「まるごと買い替え」ではなく、メンテナンスして使い続けられます。
かなり細かい部品単位で販売があるのが嬉しいところ。

Wolf Tooth BB:補修部品が充実し、メンテナンスして長く使える
消耗品が“ちゃんと買える”のは、長く使う人ほど嬉しいポイント。

適合表:あなたのバイクにも取り付け可能!

主要な規格を網羅しているため、多くのバイクに装着可能です。

BB規格(フレーム側) 対応シャフト径(クランク側)
T47 インターナル(TREK等) 24mm(SHIMANOなど)
T47 エクスターナル 28.99mm / 29mm(SRAM DUBなど)
BSA / JIS(68-73mm) 30mm(ROTOR / Praxisなど)
注意:フレーム規格(BB規格)とクランクシャフト径は、必ず“両方”合わせて選びます。分からない場合は車体名・年式・クランク情報を教えてください。

取り付けの一例

1. TREK ROSCOE 8

  • 構成:BSA 73mm BB × SRAM DUB規格クランク
TREK ROSCOE 8にWolf Tooth BBを取り付けた例
取り付け例:TREK ROSCOE 8(BSA 73mm × SRAM DUB)

2. TREK EMONDA ALR

私の通勤・輪行用バイクです。軽量化しつつ、タフに使える構成にしました。

  • 構成:T47 インターナル 85.5mm × ROTOR 3D 30mmクランク

取り付け例:TREK EMONDA ALR (T47 85.5 × ROTOR 3D 30)
取り付け例:TREK EMONDA ALR (T47 85.5 × ROTOR 3D 30)

「見た目」と「実用」を両立したいなら、BBはかなり効きます。フレームやクランクが変われば選び方も変わるので、迷ったら一緒に最適解を探しましょう。


よくある質問(FAQ)

Q. 自分のバイクのBB規格が分かりません。何を伝えればいい?
A. 車種名・年式・クランク(メーカーや規格)が分かると判断しやすくなります。もし分からない場合は、車体の写真でも大丈夫です。バイクプラスの店頭で確認し、適合するBBをご案内できます。
Q. 新しく追加されたカラーはすぐに購入できますか?
A. 国内在庫があるカラーはすぐにご用意できます。国内に在庫がないカラーについては、アメリカ本国からの取り寄せになる場合があります。納期はその都度確認できますので、お気軽にご相談ください。
Q. BSA / T47 External / T47 Internal の違いは何ですか?
A. 大きくは「フレーム側のねじ規格」と「ベアリング位置」の違いです。
・BSA:最も一般的なねじ式BB規格。シェル幅68〜73mmなどに対応。
・T47 External:T47ねじ規格で、ベアリングがフレーム外側に配置されるタイプ。
・T47 Internal:同じT47規格ですが、ベアリングがフレーム内側に配置されるタイプです。
フレーム設計によって選ぶ規格が変わるため、車種ごとの確認が重要です。
Q. 取り付けには専用工具が必要ですか?
A. 基本的には一般的なBB工具で取り付け可能です。BSAやT47 Externalタイプは44mmや46mmのスプラインBB工具で脱着できます。T47 Internalタイプのみ52mmのスプライン工具が必要になる場合があります。整備に慣れていない場合はショップでの取り付けがおすすめです。
Q. Wolf ToothのBBはなぜ耐久性が高いのですか?
A. Wolf ToothのBBは、異物侵入を防ぐ二重シール構造や、耐食性を高めるACOSUR ZNA(ニッケル-亜鉛)コーティングなどが採用されています。またOリングやスリーブによる防水設計もあり、雨天走行や洗車が多い環境でも長く使えるよう設計されています。
Q. BBを交換すると走りは変わりますか?
A. 劇的にスピードが上がるパーツではありませんが、「回転の滑らかさ」「静粛性」「耐久性」が改善されることが多いです。特にベアリングが劣化している場合や、異音が出ている場合は効果を体感しやすいポイントです。Wolf ToothのBBは防水性や耐久性に優れた設計なので、雨天走行や洗車が多い方、長く安心して使いたい方におすすめです。

まとめ

耐久性抜群で、愛車のドレスアップにも最高なWolf ToothのBB。

「足元を自分色に染めたい」「BBの音鳴りや耐久性に悩みたくない」という方は、ぜひ所沢店までご相談ください!

鶴見 峻也(Tsurumi Shunya)

鶴見 峻也(Tsurumi Shunya)

セールス&メカニックバイクプラス所沢店スポーツ自転車歴10年、自転車ショップ勤務歴8年

大学時代に大手自転車販売店でアルバイトを経験。シティサイクルの販売を通して「カスタムはシンプルかつ機能的に」が自分のモットーに。 自分で組めるパーツはできるだけ自分の手で仕上げたいタイプで、ホイールの手組みもお手のもの。気づけばハブを中心にパーツがどんどん増えていくほどのメカ好きです。 現在は輪行と自走を組み合わせたロードバイクでのロングライドを中心に、フラットバーグラベルバイクでのショートツーリングも楽しんでいます。

専門/得意分野
  • ロードバイク
  • マウンテンバイク
  • クロスバイクの販売整備
  • 得意分野:いつもの生活の中でも活躍できるバイクカスタム
保有資格
  • 自転車安全整備士
  • 自転車技士
  • TREK University 2025認定ガイド取得